用語集

公開:2020年6月1日最終更新:2020年6月3日

ハルモニア神聖国

神官長ヒクサクが統治する宗教国家。太陽暦を制定するなど長い歴史を持つ文化レベルの高い大国だが、身分制度が厳しい。
真の紋章集めを国策としており、度々周辺の国を侵略している。

クリスタルバレー

ハルモニア神聖国の首都。高い文化水準と洗練された町並みは他の追随を許さない。学業の都としても有名で、他国からわざわざ足を運び留学する者も多い。

ハルモニアの身分制度

血筋による厳格な身分制を敷くハルモニアには、以下の階級が存在する。

  • 一等市民 ほとんどが金髪碧眼の外見的特徴を持つ、神官や貴族といった支配階級の人々。
  • 二等市民 建国当時から忠誠を誓った民族。一般市民。
  • 三等市民 征服により吸収された民族。様々な制限を受けて生かされている。
  • 亜人種人権を認められておらず、実質奴隷のように扱われている。

民衆派と神殿派

ハルモニアは長く神官政治を敷いてきた国である。しかし近年は、絶対的指導者である神官長ヒクサクが表に姿を表さない事を理由に、実権を握っている貴族の間には二つの派閥が生まれている。
神事と政治を分離して政治を民衆へ渡すべきだと主張する派閥を民衆派、神官長ヒクサクの威光と言葉を絶対とすべしと主張する派閥を神殿派と呼ぶ。
二十年ほど前に起こった民衆派の大貴族ラトキエ家の没落以降は、神殿派が優勢を保っている。

ほえ猛る声の組合

ガンナーと呼ばれる銃使いが集うハルモニア神聖国の有力ギルド。要人警護と暗殺を行う。
銃と火薬の技術を独占して、暗殺やスパイといった裏の世界で暗躍する。
ガンナーには階級が存在し、それぞれ騎士級、従者級、子弟級と呼ばれている。その上には彼等をまとめるギルド長と、組合を牛耳る複数の長老たちが居る。

英雄戦争

太陽暦475年にグラスランドとハルモニアの間で起きた戦争。
ササライとディオスはこの戦争に、ハルモニア辺境軍および「炎の運び手」として参加していた。

シンダル族

かつて北から南へ渡り消えていったと伝えられる古代民族。
彼等が残していったと伝えられるシンダル遺跡には、古代の技術が残されている。

真なる土の紋章

27の真の紋章のひとつ。大地の力を司る。
強大な大地の力を行使でき、特に補助魔法に秀でている。
継承者はササライ。

円の紋章

27の真の紋章のひとつ。秩序と停滞を司る。
神官長ヒクサクが宿し続けているとされる。

真の紋章

27のこの世界に存在する根源の力。
その身に真の紋章を宿した人間は「継承者」と呼ばれ、不老の体と強大な力を得るとともに呪いを受けるという。
始まりの紋章を除いた26の紋章は、法に属する13紋章と混沌に属する13紋章で分かれている。