北方水滸伝2巻 感想
梁山泊を手に入れるまでが描かれる今巻。
天傷星・武松の許されない愛の苦しみで始まり、ラスト近くでは地囚星・朱貴の最愛の妻が病死を迎える。一途で悲しい愛を抱えた宿星が多くて切ない。
朱貴の妻の病は作中の描写から考えると、白血病とかだったのかな…。
天間星・公孫勝も登場。
原典では煙とか出しちゃうわりとガチな妖術使いの彼ですが、北方版ではリアリティのある人物像に変更されているので、忍びの頭領みたいな人になってます。ルックよりも紡がれのレギウス先生っぽい感じ。(パーティ強制入り多いし、年少組とを組むと引率の先生感MAXだったので先生と呼んでいました)
何年も地下牢に入れられても頑張ってたのに、笑顔が気持ち悪いから好きに慣れそうにないとか仲間に思われてるのがちょっと可哀想 笑
そして、何故か今巻もまた宋江と林冲が見つめ合って終わってるんですが…
どういう事なの…
1巻とまったくおんなじ終わり方なんですけど…!
もしかして全19巻すべてのラストが宋江と林冲がいい雰囲気になって終わるのではあるまいなと思いつつ、次の3巻と4巻を借りてきました。
そろそろオデッサ的存在の晁蓋の身がが心配 (;´Д`)