雑記

幻水小説感想6

短篇集2の「星振剣さま危機一髪」感想です。
またお前かネクロード…と思ってしまうほど、ビクトールが行く先々で吸血鬼を退治するのでもう傭兵からヴァンパイアハンターに転職すべきじゃないかと思います。マリィ家と業務提携するといいと思うよ。
家族を残して吸血鬼として彷徨う、お母さんバンパイアの悲哀が美しくも悲しいお話でした。
シエラは人間だった頃の知り合いはもう存在しないので達観していそうですが、まだ生きているならば終りのない生をせめて愛しい者と共に過ごしたいと考えるのは、一概には責められないですよね。
だからこそ、ナッシュの気持ちを断ったシエラの答えが生半可なものではないと感じることもできるのですが…。
迷いないビクトールの一撃は、不死者にとっては安らかな眠りを与える救いの手でもあるんですよね。
下は拍手お返事です(白文字反転)
 

●あきとさま
>遠い昔に訪れたことがある場所

仰るとおり、例の場所になります。この長編は漫画版3もちょくちょく織りまぜた内容になっているので、11巻のちびルックとちびササライが会った場所という設定でいきたいと考えています。漫画版3すごく好きなんです。
ハルモニアは私にとっても謎の国なのですが、色んな考察に影響を受けつつ妄想しております。
ヒクサクは古代エジプトの異国の侵略者たちの王の名が元ネタなんじゃないかとか、ハルモニアの神官政治は古代ローマをモデルにしたものっぽいとか、そういう設定・世界観好きにはたまらない要素の詰め合わせに燃えて創作意欲をかきたてられます!もし面白い情報や考察をご存知でしたら、創作の糧となるのでこっそり教えていただければ嬉しいです。
あきとさまも寒さに負けず温かくお過ごしください〜
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