雑記

北方水滸伝 5巻感想

■拍手いつもありがとうございます…!
読んでもらえたうれしみヽ(′▽`*)ノ
※今回108星の退場に触れているので、特にネタバレ注意。

 
 
5巻の最大の山場はやはり、天暗星・楊志の最期でしょう。
前巻の巻末解説を読んだ時から予想はしていたのですが、実際起こってしまうとやりきれない…
登場と共に林冲との一騎打ちでその強さを見せつつ、同じ「強い・一途・不遇」の属性を背負っていた彼。林冲が陰の英傑ならば、楊志は陽の英傑といった印象でした。
梁山泊で初めての、宿星の犠牲者であり、続編の主人公に未来を繋げた父親として散った楊志。
最後までよく頑張った。お疲れ様でした。
そして、天慧星・石秀と地空星・周通に感情移入しちゃって大変です。こういう苦労している中間管理職はリアルに泣ける。弱さを抱えながら、楊志の教えを胸に奮い立つ姿に胸打たれまくりです。
最後に楊志の後釜を命じられて、「自分が大将になっても人は集まらないんじゃない?(´・ω・`)」とめっちゃ不安&不服そうな林冲が良かったです笑
梁山伯の好漢達はもうほんとに皆好きなんですが、巻が進むごとに好きなキャラクターが増えていって、順位もぐるぐる変わってどうすればいいのか…!1位が不動の林冲なのは変わらないと思ってます。

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