雑記

北方水滸伝

評判の高い北方水滸伝を読み始めました。
内容的には原典の水滸伝をリメイクしたものなんだそうですが、たしかに面白い。
歴史小説なので、最初こそ文章の硬さに戸惑って読み進めるのが辛かったです。半分くらい読んだところでやっと慣れました。
章ごとに中心になる人物が違うんですが、次々と現れる登場人物が点と点を繋ぐように集まっていくのが丁寧に書かれてていいなー。正に星と星が繋がれていく感じ。

そして間違いなく1巻の主人公は林冲…!
愛しい妻を喪い罪を着せられて逃亡する姿はまさに悲劇の主人公です。宋江との信頼関係もいい。1巻ラストは美しすぎて「ご愛読ありがとうございました!」って最終回風に書かれてても多分違和感はない。きっと1巻は林冲のためにあったに違いない。
こうして新たな林冲ファンが一人誕生したのであった。

公孫勝とかは2巻以降に出てくるのかな。楽しみ。
盧俊義は清濁合わせ持つ人物像でいい感じ(ホモォ…)
あと文庫版を読んだのですが、あとがき解説がファンが書いた感想そのままで、本当に北方水滸伝が好きなんだなーとひしひしと愛が伝わってきて笑わせてもらいました。

アルスラーン戦記の方は風塵乱舞まで読んでストップしてます。
王都奪還待ちなのですが、アニメ効果で予約数多いし、この前一回順番まわってきたけどちょうど台風の日で受け取れなかったしで、いまだに読めず…
他の作品を読みつつ気長に待ちます。
奪還したいけど、当分奪還できない〜

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