雑記

幻水3がアーカイブスになるそうで

めでたい。
やったねルック、これで1&2を楽しんだあとに3で心に傷を抱える仲間がふえるよ!

そのおかげなのか、最近ネット上で3に対する新しい感想やイラストをちらほら見れてうれしいです。
そしてなんだかぶわ〜っときたので、唐突に私的3ルックの感想というか走り書き↓
(3未プレイの方はネタバレ注意)

色んな方の3の初回プレイ感想を読むと、印象としては、ルックの行動の意味が理解できない、理解したくない。または、1と2をプレイしても独りよがりすぎて共感出来ない、という方が多いように感じます。
かくいう私も初回クリア時は、真のEDがあるのかと思って2週目もしたくらいには、消化不良というか意味がよく分かりませんでしたね…!
あの後半の尻切れトンボ感が、プロデューサーの退社が理由だったと知った時は脱力しましたが…
ゲームの後に出版されたコミカライズを読んでその素晴らしい出来に心の整理がついた部分があるので、本編だけをプレイしてもやもやしてるって方には、漫画版はすごいオススメです。
真書というファンブックでも、3の謎についてちょこちょこアンサーがあるので未読の方はぜひぜひ

■ヒューゴ達と理解し合えなかった理由
大雑把に言うと、「時間がない」がすべてなのかなあと…
・時間をかけて話せば、普通の人には無理でも継承者には灰色の未来は理解してもらえるかもしれない。しかし英雄戦争の頃ルックには、もうそんな悠長な時間は残されてはいない。→あきらめる
・特殊すぎる生まれや複雑な境遇は、とてもルック自身以外には理解は出来ない。(同情はしてくれるかもしれないけれど、漫画11巻のササライの「話し合おう」に対する反応を見ても、同情なんて欲しくはなかったんでしょう)

よく「坊ちゃんや2主に相談していれば…」という嘆きも目にするのですが、無理な相談ではないかと。
天魁星たちを導いていてきたレックナートが長年側に居たのに、真の風に取り込まれる問題も解決できてないし、ルックの破壊者計画を止めている。師であるレックナートにできなかった紋章の問題を、坊ちゃんや2主が解決できるとルックが判断するかといったら、答えはNOだと思います。

それでも、もし、昔の仲間だからと話したとしたら。
まだ来ない終末をルックの命を使って阻止するなんて、継承者としても仲間としても、理性的に判断すればやっぱり止めるのではないでしょうか。
逆にルックを慕って同調してくれたならば、彼等までもを破壊者にしてしまう結果になる。口と性格は悪い(公式)けれど本当は優しいので、やっと平穏を得た彼らを巻き込めないと考えるでしょう。
八方塞がりだよルック…!
他の真の紋章の継承者ですら理解できないような未来を見て、生まれに苦しんで。ウッ… (´;ω;`)
セラが最期までルックをひとりにしないでくれた事が、ほんとに救いです。

■紋章からの解放
ヒクサクを見返したいと言っていたのも本当なのでしょうが、それだけが目的であれば神官将の座を利用するとか、どうせ紋章が暴走するならハルモニアで起こして大ダメージを与えるとか、他にも有効な方法はあるわけで。
彼が守りたかったのは未来で、それはどんな未来なのかというと、共に戦った仲間たちや彼等のように日々を懸命に生きている人々が、紋章に運命を左右されて命を落としたりなんてしない未来だったんだろうなーと思います。人という存在を愛しちゃったんですね。
そして、そのために自分の命を使うと決めたんだろうと。
たとえ犠牲を産んでも目的を達成するために悪鬼になる道を選んだわけですが、ルックは弱くて純粋なものほど手を下すのをためらう印象があります。カラヤでも子供を見逃してあげちゃうしね。

普段はどちらかと言うとよその感想を見て満足しちゃう方なので、ルックについてこんなに真面目に語ったのははじめてかもしれません。
自分でもややワケ/(^0^)\わからん\(^0^)/内容になってきた所でおわりにしたいと思います。
10年来のまとめ的な事を書けて、ちょっとすっきりしました!

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